髙島屋news|1月免税22.4%増が牽引して売上高0.5%増6カ月前年クリア

(株)髙島屋(大阪府大阪市、木本茂社長)が2018年1月の営業報告を発表した。

1月の業績は関東地方に降雪の影響があったものの、免税売上げの伸長や株高に伴う資産効果の影響もあり、ラグジュアリーブランドを中心とした高額品が好調に推移した。髙島屋および国内百貨店子会社を含んだ全体では、前年同期に比べ0.5%増と、6カ月連続で前年実績を上回った。なお免税売上高は前年比で22.4%増となった。

ただし店舗によって業績は大きく異なる。インバウンド需要を享受している大阪店と堺店の売上高は6.7%、客数は0.8%と高い伸びを示している。観光都市にある京都店も売上高4.5%、客数0.7%、さらに東京都心の新宿店が売上高1.9%、柏店が2.3%と前年を上回った。しかし、地方都市の店舗の多くが前年をクリアできていない。

法人事業は前年を3.1%下回ったが、髙島屋におけるオンラインストアであるクロスメディア事業は、バレンタイン商品が好調だったことで、前年実績を8.3%上回った。

ただし、2月の店頭売上高は、14日までの累計で見ると、前年比▲3.9%、免税売上げは▲4.3%と苦戦している。

検索ワード:髙島屋 2018年1月 月度 クロスメディア事業

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧