薬王堂news|831億円で18期連続増収/経常利益16%増・純利益25%増

(株)薬王堂(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)が2018年2月期の決算を発表した。

売上高は831億0000万円で前年比10.9%増、営業利益35億2700万円(10.8%増)、経常利益40億7100万円(16.0%増)とも伸び、純利益は29億1800万円の25.0%増。ドラッグストアの好調さがよくわかる二桁の増収・増益だ。これは18期連続増収、5期連続増益になる。

経常利益率は4.2%、経常利益率は4.9%。

薬王堂は販売価格や品揃えの強化を図り、来店客数と買上点数の増加に取り組んだ。また小商圏ドミナント出店を進め、岩手県に4店、青森県に5店、秋田県に3店、宮城県に5店、山形県に3店の計20店の新規出店を行った。2月末の店舗数は239店(うち調剤併設型3店、調剤専門薬局1店)。

ヘルスケア部門は、医薬品の感冒薬や健康食品、介護用紙おむつなど衛生用品が伸長した。調剤も堅調で、売上高は186億0600万円(6.8%増)。

ビューティケア部門はセルフ化粧品や男性化粧品、オーラルケアやボディソープが好調で売上高は140億7400万円(8.3%増)。

ホームケア部門の売上高は109億0600万円(12.2%増)。

コンビニエンスケア部門は、395億1300万円(13.6%増)で、もっとも伸び率が高い。これは食品、酒類、ペット関連用品などだ。2017年度は売上高の47.5%を占める。ドラッグストアの成長は食品が牽引している。

同時に発表された2018年3月の売上高は11.3%増、既存店も4.6%と今期も好調な滑り出しを見せている。

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