ローソンnews｜KDDI､menuとデリバリー事業拡大に向け業務提携

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)、KDDI(株)(東京都千代田区、髙橋誠社長)、menu(株)(東京都新宿区、渡邉真社長)、三菱商事(株)(東京都千代田区、中西勝也社長)の4社は6月、デリバリー事業の拡大に向けた業務提携を締結した。

ローソンは、2019年12月にKDDIと、ネットとリアルを融合した新たな消費体験の創造に向けた取り組みに合意し、両社のアセットを組み合わせた連携を行ってきた。その提携の一環として、新たにmenuと提携し、コンビニの新しい消費体験の1つであるデリバリー事業における連携を推進していく。

具体的には、
１．auスマートパスプレミアム会員を対象にmenuデリバリー特典を提供
２．キャンペーンなどを通じたPonta経済圏の活性化
３．ローソンの実店舗とmenuデリバリーの購買データによる購買行動分析に向けた協議
の3点で業務提携する。

提携の第1弾として、auスマートパスプレミアム会員を対象に、デリバリーアプリ「menu」内のローソンで利用可能な500円分割引クーポンを7月から毎月プレゼントする。

KDDIとmenuは2021年6月1日に資本業務提携、KDDIがmenuに出資し持分法適用関連会社としていたが、2022年5月20日、両社の提携関係のさらなる強化を目的に、KDDIはmenuが新たに発行する株式を取得している。これにより、今年6月からはauスマートパスプレミアム会員は「menu」の配達料が無料となっている。今回、さらにローソンで利用できるクーポンを付与することで、デリバリー利用を促していく。