平和堂news|HOPカードをヘルスケアに活用した実証実験10/21開始

(株)平和堂(滋賀県彦根市、平松正嗣社長)は、は、⾷事管理アプリ「SIRU+(シルタス)」を開発するシルタス(株)(東京都港区、⼩原⼀樹社長)と連携して健康寿命の延伸を目的とした実証実験を、滋賀県内の平和堂全77店舗で開始する。期間は2021年10月21日(木)〜2022年2月28日(月)。

この実証実験では、買物データから⾷事管理をするアプリ「SIRU+」と、平和堂オリジナルのポイントカード「HOPカード」の購買データを連携させ、⾷料品の買物傾向から分析した栄養バランスをもとに顧客に最適な⾷材やレシピを提案し、よりバランスのとれた⾷生活へ導く。また、この実証実験は、令和3年度の「滋賀県近未来技術等社会実装推進事業」に採択されている。

顧客は、買物という普段の生活のなかで手軽に⾷事の栄養バランスを把握し、健康意識や購買意識を変えることができる。そのきっかけを提供することで、店舗は単に「買物の場所」というだけでなく「健康になれる場所」という役割を果たすことができる。

「SIRU+」は2019年3月からサービスを開始した、スーパーのポイントカードなどに紐づく購買履歴から栄養の偏りを可視化し、栄養バランスが整う食材やレシピをすすめするスマートフォンアプリ。このアプリを活用することで、利用者はアプリを介して栄養に関するアドバイスを受けることができ、スーパー側は顧客の健康ニーズにマッチした食の提案ができる。

高齢化が進む日本において、健康寿命の延伸は国だけではなく、⾃治体でも本格的に取り組むべき課題となっている。滋賀県の健康寿命は男性が全国2位(80.39歳)、⼥性が全国3位(84.44歳)と、全国でも高い水準(2015年)であり、県をあげて健康寿命延伸に向けた取り組みを⾏っている。

健康寿命を延ばすには、若いころからの生活習慣病予防が⽋かせないとされており、個⼈で⾷生活を改善することも⼤切だが、⾃治体や企業が連携して地域の住民全体が健康になるための取り組みが求められている。こうした背景のもと、平和堂は滋賀県の事業である「滋賀県近未来技術等社会実装推進事業」に採択され、滋賀県が抱える社会テーマの一つである「健康しがの実現」に取り組む。

健康寿命はWHOによって提唱された「心身ともに自立し、健康的に生活できる期間」のこと。

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