6月大店立地法届出|2万7000㎡超の久喜菖蒲商業施設(埼玉県)など41件申請

経済産業省から6月の「大規模小売店舗立地法にともなう新設届出申請」が発表された。申請件数は41件で、エリア別件数は以下の通り。

北海道1(札幌市1)
東北   2(宮城県1 秋田県1)
関東   7(埼玉県2 東京都1 新潟県1 長野県1 山梨県1 横浜市1)
中部   4(愛知県1 三重県1 石川県1 名古屋市1)
近畿 13(京都府1 大阪府4 兵庫県4 和歌山県1 大阪市2 堺市1)
中国   5(山口県3 広島県1 岡山県1)
四国   1(高知県1)
九州   7(佐賀県2 長崎県1 熊本県1 宮崎県3)

6月の申請で多かった地域は近畿の13件。次に関東と九州の7件が続く。


(経済産業省出典の資料をもとに商人舎にて作成)

6月の申請で最大面積は、(仮称)久喜菖蒲商業施設(埼玉県久喜都市計画事業菖蒲町菖蒲土地区画整理事業1街区1画地外)で、2万7207㎡。建築設計者は、ホームセンタームサシの経営やDIY関連商品の卸売業を行うアークランドサカモト(株)。 同店には、核店舗にアークランドサカモトとヤオコーが入居して、1563台分の駐車場を整備する。2019年2月7日オープン予定だ。

1万㎡以上は2件。
1件目は、(仮称)イズミヤ和泉府中店(泉大津市東豊中町)1万4600㎡。 同店は、2017年3月に閉店して、建て替えのため既存建物の解体工事を行っていた。2019年2月23日の新設を目指し、着工が始まる。

2件目は、(仮称)中央区難波3丁目店(大阪市中央区難波)で、1万2748㎡。 大阪市の不動産会社「成信」が手掛ける商業施設。地上9階、地下1階で高さ59.40m。 家電量販店のエディオンがビル全体を借り上げ、関西の旗艦店として2019年5月1日に開業する予定だ。

ほかに、5000㎡以上は2件。
(仮称)東京インテリア家具長岡店(長岡市千秋)8090㎡。2019年2月23日新設。
(仮称)フォレストモール甲斐竜王(甲斐市富竹新田字大明神河原)5024㎡。2019年2月14日新設。

毎月多くの申請をするコスモス薬品の6月は8件。兵庫県3件、山口県2件、和歌山県1件、岡山県1件、そして初めて石川県に1件の申請を出した。

詳細は経済産業省発表の下記表を参照。

⇒大規模小売店舗立地法(新設)届出の概要【2018年6月末】
⇒大規模小売店舗立地法(新設)届出件数【2018年6月末】

*商人舎magazineのDATABASEにも掲載中。

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