6月通販統計|雑貨5.2%増・衣料品3.4%減で売上高1116億円2.1%増
公益社団法人日本通信販売協会(略称=JADMA、東京都中央区、阿部嘉文会長)が、6月度の売上高調査を発表した。正会員462社のうち、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業130社を対象として調査している。
会員企業は、アスクル、ジャパネットホールディングス、ジュピターショップチャンネル、スタートトゥデイ、ベルーナの大手EC企業、百貨店、家電チェーン、イオンドットコムなどの大手小売業などだ。アマゾンジャパンは参加していない。
総売上高は1115億9100万円で、前年同月比2.1%の増加。回答した98社中、1社当たりの平均受注件数は、7万7802件。
6月は、「雑貨」が5.2%増と好調。とくに「文具・事務用品」は13.6%の二桁増と大きく伸長した。また「食料品」も1.5%プラス。その中で、健康食品を除く食料品は10%増。前年同月を大幅に上回った。「通信教育・サービス」は1.0%増、「家庭用品」は0.6%増。
一方で、「衣料品」は伸び悩み。3.4%減少した。
商品別の売上高(構成比)、前年同月比は以下の通り。
衣料品 197億8600万円(17.7%) ▲3.4%
家庭用品 177億8300万円(15.9%) +0.6%
雑貨 528億4100万円(47.4%) +5.2%
・文具、事務用品 309億1200万円(27.7%) +13.6%
・化粧品 91億8700万円( 8.2%) ▲1.0%
・上記を除く項目 127億4200万円(11.4%) ▲7.2%
食料品 185億2800万円(16.6%) +1.5%
・健康食品 127億5700万円(11.4%) ▲2.0%
・健康食品を除く 57億7100万円( 5.2%)+10.0%
通信教育・サービス 13億3000万円( 1.2%) +1.0%
その他 13億2300万円( 1.2%) ▲5.0%