7月商業動態統計|総販売額4.3%増/卸売業5.6%・小売業1.5%ともに前年超

経済産業省から7月度の商業動態統計速報が発表された。

「卸売業」と「小売業」を合わせた商業販売額は39兆6220億円で、前年を4.3%上回った。季節調整済みでは0.8%増。

卸売業の販売額は、27兆2080億円で5.6%プラス。季節調整済みは0.8%増。鉱物・金属材料の13.4%、農畜産物・水産物8.5%など、10業種が前年を上回った。一方で、衣服・身の回り品は10.9%減収と大きく低迷。家具・建具・じゅう器も0.2%前年に届かなかった。

そのなかで、大規模卸売店の販売額は9兆9939億円で6.5%プラス。石油・石炭22.2%、繊維品21.9%など5業種が前年を上回った。減少したのは、衣服・身の回り品▲4.3%、その他機械器具▲1.5%、自動車▲1.1%の3業種。

小売業の販売額は12兆4140億円の1.5%増。季節調整済みでは0.1%増。商品別に見ると、燃料小売業17.5%など5業種が増収。前年を下回ったのは、織物・衣服・身の回り品など4業種。

業態別に見てみよう。百貨店とスーパーは既存店の伸び率も発表されている。

[百貨店]
全店売上高5617億円で▲6.5%(既存店▲5.1%、以下同じ)。季節調整済みは▲8.0%。
主力の衣料品は▲10.1%(▲8.9%)。婦人・子ども服・用品▲11.5%、紳士・用品▲10.7%。ともに二桁減となった。飲食料品は▲4.8%(▲3.0%)。

[スーパー] 〈総合スーパーと大手食品スーパーマーケット〉
全店売上高1兆1384億円で1.9%増(0.3%増)。季節調整済みは2.2%増。
主力の飲食料品は3.6%増と好調(1.6%増)。衣料品は▲5.9%(▲5.3%)。

[コンビニエンスストア]
売上高の合計は1兆0900億円で1.3%の増加。
商品販売額合計は1兆0357億円、1.6%プラス。内訳は、ファストフードおよび日配食品が1.4%増、加工食品は2.8%増、非食品0.7%増。サービスだけが▲4.8%と減収した。店舗数は0.1%減って5万6379店。

[家電大型専門店]
全店販売額は、4525億円で1.5%減。
プラスだったのは、通信家電3.7%と生活家電3.1%。情報家電▲14.7%とカメラ類▲12.4%は二桁減。AV家電▲0.5%、その他▲3.9%も減収した。

[ドラッグストア]
全店販売額は5704億円で6.0%アップ。
9カテゴリーすべが前年超え。とくに健康食品10.6%と食品10.1%は二桁増。ドラッグストアにおける食品群の強さが見てとれる。店舗数は5.1%伸長し、1万5460店舗。

[ホームセンター]
販売額は、全店で2935億円と0.8%増。
電気7.5%増など5カテゴリーがプラス。一方で、オフィス・カルチャー▲5.4%など4カテゴリーは前年を下回った。店舗数は1.1%増加して、4329店舗となった。

小売業の業態別前年比を伸長率の高い順に並べてみると以下の通り。

ドラッグストア +6.0%
スーパーマーケット +1.9%
コンビニエンスストア +1.3%
ホームセンター +0.8%
家電大型専門店 ▲1.5%
百貨店 ▲6.5%

7月は、ドラッグストアが伸び率も高く好調。スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンターはなんとか前年クリア。家電大型専門店は前年を下回り、百貨店は大きく落ち込んだ。

>[7月商業統計]経済産業省ホームページ

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