12月6業態統計まとめ|スーパーマーケット1.3%減/18年外食・コンビニ好調
主要業態別の12月の売上高が出揃った。百貨店、総合スーパー、スーパーマーケット、コンビニの小売り主要4業態に、ショッピングセンターと外食産業を加えた動向を概観する。外食産業は全店ベースの報告で、他は既存店ベースである。
12月の売上高が前年を上回ったのは、外食産業2.1%、ショッピングセンター1.4%、コンビニエンスストア1.2%の3業態。土日祝日数が1日多い曜日回りが、外食産業やショッピングセンターの客数増加につながった。また、クリスマスや年末商戦が好調だった。
一方、スーパーマーケット▲1.3%、百貨店▲0.7%、総合スーパー▲0.7%は前年を下回った。中旬まで気温が高く、鍋物商材や防寒アイテムなど冬物商材が苦戦した。また、青果の相場安で単価減となった。
5業態の2018年の年間業績が発表されている。
前年売上高を上回ったのは、外食産業2.3%増とコンビニ0.6%増の2業態。スーパーマーケットは0%と横ばい。一方で、総合スーパー▲0.2%、百貨店▲0.8%と前年を下回った。
ショッピングセンターは、2月末に発表予定だ。