12月家電チェーン統計|販売額6.4%増・ビックカメラ好調/18年4兆円2.9%増

経済産業省発表の12月「商業動態統計速報」では、家電大型専門店販売額は5053億円で6.4%増と好調だった。店舗数は1.3%増えて、2561店舗。

2018年の販売額は4兆3985億円で、前年比2.9%増加した。


(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)

12月は「情報家電」が10.1%の二桁増の伸びだ。「AV家電」「生活家電」の売上げも伸長した。一方で、「通信家電」「カメラ類」は前年を下回っている。

主要家電大型専門店で月次報告を公表している3社の12月の成績を見てみよう。ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマは公表していない。

(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ 全店売上げ +21.1%
ビックカメラ 全店売上げ +23.4%

(株)エディオン
全店売上げ  +3.9%
直営店売上げ +4.5%

(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ ▲0.6%
*グループ(ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FC)

12月は、ビックカメラ+コジマが21.1%増、ビックカメラは23.4%増と大きく売上げを伸ばした。ビックカメラは、とくにパソコン本体とゲームが好調で、情報通信機器商品は32.9%増と驚異的な伸びだ。

エディオンも3.9%増。しかしケーズホールディングスは、0.6%前年を下回り、苦しい年末だった。

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