3月ホームセンター統計|販売額1.5%減/既存店増収はニトリ・コーナン・ナフコ

経済産業省発表の「商業動態統計速報」のホームセンター3月の販売額は2592億円で、前年同月比を1.5%下回った。店舗数は4336店で0.9%増加している。



(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)

3月は、ペット・ペット用品2.1%、家庭用品・日用品0.5%とその他2.0%が前年をクリアした。一方で、園芸・エクステリア▲6.9%、インテリア▲3.2%など6カテゴリ―が減収だ。

ホームセンター業界の主要4社およびホームファッションのニトリの3月既存店概況を報告する(%は前年同月比)。

ニトリ
売上げ+5.4%、客数+2.9%、客単価+2.4%
DCMホールディングス
売上げ▲3.5%、客数▲5.3%、客単価+1.9%
コメリ
売上げ▲4.6%、客数▲6.9%、客単価+2.4%
コーナン商事
売上げ+0.8%、客数▲2.0%、客単価+2.8%
ナフコ
売上げ+1.0%、客数▲3.9%、客単価 +5.2%

既存店売上高が前年を上回ったのは、ニトリ5.4%増、コーナン商事0.8%増、ナフコ1.0%増の3社。DCMとコメリは減収だ。客数はニトリだけが2.9%と増加した。

5社のうち、コメリとナフコは3月が年度末。年間既存店売上高は、コメリは1.2%減、ナフコも0.5%減と前年を下回った。

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