12月チェーンストア統計|気温高めで季節商品苦戦/1兆1884億3.3%減
日本チェーンストア協会が発表した加盟企業の12月の総販売額は1兆1883億9655万円。前年同月比3.3%減だ。加盟企業は55社、1万0550店を集計した数値である。
売上構成比の約66.5%を占める食料品は7906億7491万円と前年同月に比べて1.2%減少した。農産品は0.8%増加、惣菜は0.3%増加した。一方、水産品とその他食品はともに1.6%減、畜産品は2.7%減だった。
衣料品は810億5372万円で7.6%減。婦人衣料は8.1%減、紳士衣料は11.9%減。
売上構成比19.5%の住関連は2315億3041万円で前年比8.2%減。日用雑貨品4.3%減、医薬・化粧品5.8%減、その他商品は6.2%減、家具・インテリア13.5%減、家電製品17.7%減、とすべてが前年同月を下回った。
サービスは33億9878万円で1.4%減。その他は817億3873万円で4.2%減だった。
12月は、気温が高めで、季節商品を中心に動きが鈍かったことから、食料品、衣料品、住関品とすべて総販売額の前年同月比は、マイナスとなった。
<部門別の概況>
・食料品 7907億円(店舗調整前)91.8% (店舗調整後)96.7%
・衣料品 8105億円(店舗調整前)83.6% (店舗調整後)92.4%
・住関品 2315億円 (店舗調整前)88.4% (店舗調整後)91.8%
・サービス 34億円(店舗調整前)89.2% (店舗調整後)98.6%
・その他 817億円(店舗調整前)96.2% (店舗調整後)95.8%