True Data news|ドラッグストアでレジ袋の実購買データを調査集計
ビッグデータマーケティングの(株)True Data(トゥルーデータ:東京都港区、米倉裕之社長)は、2020年7月1日(水)~19日(日)の実購買データによる「レジ袋の非購入者率」を発表した。
レジ袋非購入者率(%)=集計期間中に1度もレジ袋を購入しなかった来店者数÷期間中の総来店者数(ユニーク来店者数)
この調査は、同社がデータ収集する延べ5000万人規模の購買情報をもとに統計化したデータベースを用い、7月1日(水)からレジ袋を有料化したドラッグストアでの購買データ(ID-POSデータ)を集計したものだ。
集計の結果、期間中(7月1日~19日)にドラッグストアで1度もレジ袋を購入しなかった来店客の「レジ袋非購入者率」は約8割で、男性より女性、若年層より中高年層が高かったことがわかった。反対に、レジ袋を購入する来店客の割合が最も高かったのは20代だ。出勤や外出のついでに買物をする機会が多い若い世代に、常にマイバッグを携帯する生活様式が浸透すると、今後さらにレジ袋非購入者率が上がっていく可能性がある。
調査結果のポイントは4つ。
⑴ドラッグストアでレジ袋を購入しない来店客の割合は77.2%。
⑵レジ袋を購入しない人の割合を性別で見ると男性が67.0%であるのに対し、女性は80.3%で、女性が13.3ポイント高かった。
⑶レジ袋を購入しない人の割合が最も高いのは70代の85.0%。60代~80代は8割以上がレジ袋を購入していない。
⑷レジ袋を購入しない人の割合が最も低いのは20代の68.1%。続いて30代の70.4%と、中高年齢層と比較して若年層の方がレジ袋を購入する人の割合が多い。