3月スーパーマーケット統計|前年反動で既存店4.1%減/総売上高9521億円
スーパーマーケット3団体による3月の販売統計が発表された。一般社団法人日本スーパーマーケット協会(JSA)、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)、一般社団法人全国スーパーマーケット協会(NSAJ)の会員企業のうちのパネル270社の集計になる。
既存店は4.1%減。引き続き巣ごもり傾向による食品需要は堅調だが、前年の食品備蓄行動によって特需が起きた保存性の高い食品や、マスクなどの衛生用品、紙製品の反動が大きかった。総売上高は9520億777万円で前年同月比は3.7%減。
売上高の内訳は、食品が8724億3552万円(既存店前年同期比4.0%減)、非食品557億9068万円(5.3%減)、その他238億6736万円(0.5%減)。
生鮮3部門は3344億1036万円の2.5%減。青果が1350億8906万円(1.4%減)、水産866億6215万円(0.6%減)、畜産1126億5915万円(5.3%減)。
惣菜は996億3910万円(3.4%増)だったが、日配は1879億0206万円(4.6%減)、一般食品は2504億8401万円(8.2%減)と前年を下回った。