4月ホームセンター統計|3034億円1.6%増/ニトリ客数伸び2.3%増
経済産業省発表の「商業動態統計速報」によるホームセンター4月の販売額は3034億円で、前年同月比1.6%増。総店舗数は3月から5店舗増えて、4379店舗。
カテゴリー別に見ると、オフィス・カルチャーが28.4%増、カー用品・アウトドアが11.3%増、園芸・エクステリアが10.4%増と、新生活に必要な商材や屋外での趣味・嗜好商品が好調だ。ペット・ペット用品も3.4%増、DIY用具・素材が0.5%増と堅調。一方、昨年の反動から家庭用品・日用品が4.5%減となり、インテリアも0.7%の減少だ。
ホームセンターおよびホームファッションの主要5社の中では、ニトリとコメリが増収。ニトリは季節商品も好調で、客数が3.8%と伸びている。コメリ、DCM、コーナン、ナフコのホームセンター各社は来店客数は減少しているものの、客単価はまとめ需要から増加している。家具を主力部門とするナフコは、昨対10%減と厳しい。
(株)ニトリ 売上高+2.3%、客数+3.8%、客単価▲1.4%
(株)コメリ 売上高+0.1%、客数▲5.4%、客単価+5.8%
DCMホールディングス(株) 売上高▲0.8%、客数▲6.8%、客単価+6.3%
コーナン商事(株) 売上高▲1.7%、客数▲6.8%、客単価+5.5%
(株)ナフコ 売上高▲10.0%、客数▲16.1%、客単価+7.3%