8月日生協統計|宅配・店舗とも前年割れ/前々年比では好調を維持
日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区、土屋敏夫代表理事会長)が全国65主要地域生協の8月度の供給状況(売上高)を発表した。
8月度は総供給高(総売上高)が2457億7600万円の前年比98.8%と前年を下回った。前月に続いてコロナ特需の反動を受けているが、2019年比では14.3%増加している。店舗供給高が829億8300万円(前年比97.6%)、宅配が1580億9300万円(前年比99.2%)で、宅配のうちの個配は1160億6300万円(前年比100.8%)。
店舗は97.6%と前年を割ったが、前々年比では104.3%だった。部門別では、巣ごもりが続いた調理疲れから、先月に引き続いて総菜部門が好調だった。宅配では、引き続き、在宅需要により冷凍食品・菓子類が好調だったが、市況の影響もあって農産が不調だった。
<全国主要地域生協2021年8月度供給高・前年比(対象生協数 65)>
<2019年度との比較>