11月チェーンストア統計|総販売額1兆868億円/既存店2.8%増
日本チェーンストア協会(東京都千代田区、小川信行会長)が発表した11月度の「チェーンストア販売統計」によれば、総販売額は1兆868億円の対前年同月比102.9%、既存店(店舗調整後)は102.8%だった。
会員企業数56社、1万1882店(対前年同月比943店増/対前月23店増)の集計だ。
食料品は7183億円の対前年同月比102.5%、既存店は101.5%。
衣料品は638億円の95.7%、既存店は101.2%。
住関品は2226億円の99.7%、既存店は100.5%。
そして、サービスは31億円の114.6%、既存店114.8%、その他は788億円126.1%、既存店126.3%と、二桁増。
11月度は、新型コロナ感染者数の減少によって行動自粛が解除されたことから、内食化需要は減少傾向にあったが、食料品は惣菜などの動きは良かった。衣料品は気温の低下とともに季節商品の一部に動きが見られた。住関品もまずまずの動きだったことから、既存店は前年同月比でプラスとなった。
売場面積は2772万4606㎡ (対前年同月比106.7%)、売場1㎡当たり売上額3万9201 円(対前年同月比96.4%)。