5月日生協統計｜総供給高100.3％/店舗は前年割れも宅配は堅調

日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区、土屋敏夫代表理事会長)が全国65主要地域生協の5月度の供給状況(売上高)を発表した。

5月度の総供給高は2369億2000万円と前年比100.3％で、3カ月連続の前年超えとなった。

店舗は、3年ぶりに行動制限のない大型連休を迎えて客数が減少したことも影響し、96.4％で前年割れとなった。部門別では惣菜が引き続き伸長している。

宅配は、102.1％で3カ月連続の前年超えとなった。一方で、ゴールデンウィークを潮目に流れが変わり、宅配の利用人数に大きな変わりはないものの、客単価が下がっている。とくに菓子や冷食の売上げが減少している。また物価上昇の影響を受け、住関連の部門で買い控えの動きがみられた。