5月チェーンストア統計|総販売額1兆949億円・既存店0.9%増
日本チェーンストア協会(東京都千代田区、三枝富博会長)が発表した「チェーンストア販売統計」5月度の総販売額は1兆949億円、97.8%となり、既存店売上高(店舗調整後)は100.9%だった。会員企業数56社、店舗数1万0861店の調査となる。
主要3部門を見ると、食料品が7539億円97.4%で、既存店は96.4%。衣料品は656億円107.7%、既存店も113.1%と伸びた。住関品は2011億円89.6%、既存店は108.3%。
5月度は、新型コロナウイルス感染症の感染者下げ止まり傾向が続いているなか、外出需要が増えたことから食料品の動きは鈍かった。衣料品は季節商品の動きが良く堅調に推移した。住関品も行楽需要などの動きが良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスだった。