オイシックスnews|「子どもの一人暮らしにまつわる悩み」についての調査

オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)が展開する「Oisix」は、現在一人暮らしをしている15歳~39歳の全国の男女(以下:子ども)と、現在一人暮らしをしている子どもをもつ、全国の40歳~69歳の男女(以下:親)、それぞれ496名に「子どもの一人暮らしにまつわる悩み」について調査を実施した。

■一人暮らしを始めたきっかけについて
子どもに一人暮らしを始めたきっかけを聞くと、29%が「進学のため」、36%が「就職のため」と回答した。65%が環境の変化とともに一人暮らしを始めることが分かった(子①)。親に、子どもへの心配事があるかを聞くと、57%が「健康的な食事がとれているか」、44%が「病気をするなど体調を崩していないか」と回答し、健康面への心配に多くの回答が集まった(親①)。

■食生活に対する心配事について
親に子どもの食生活に対する心配事を聞くと、55%が「栄養の偏り」、48%が「野菜の不足」と、栄養がしっかりととれているかという点に回答が集まった(親②)。子ども自身も69%が一人暮らしでの食生活に心配があると回答し(子②)、その具体的な心配事は71%が「栄養の偏り」、61%が「野菜の不足」で(子③)、親と子の心配事が全く同じことが分かった。

仕送りとして食品を送ったことがある親は全体の52%で(親③)、頻度は「数ヶ月に1回程度」という回答が最多の38%、月に1回以上の高頻度での送付は38%でだった(親④)。一方、仕送りを希望する子どもにその理想の頻度を聞くと、月に1回以上の高頻度での送付希望が65%となり(子④)、現実の仕送り頻度に対して理想の頻度の方が高いことが分かった。

■仕送り食品について
仕送りを送っている親に何を仕送りしているか聞いたところ、上位3位が53%で「レトルト食品」、48%で「お米」、42%で「インスタント食品」(親⑤)、食品の選定理由上位には、「調理の手間がかからないから」が48%、「賞味期限が長いから」が43%、「調理に不慣れでも簡単に食べられるから」が38%だった(親⑥)。

■仕送りで送ってほしい食品について
仕送りを希望する子どもに仕送りで送ってほしい食品を聞くと、半数近くが「賞味期限が長いもの」「栄養がとれるもの」「調理に不慣れでも簡単に調理できるもの」と回答した(子⑤)。一人暮らしの食生活への子どもの心配事で、「栄養の偏り」(71%) と「野菜の不足」(61%) に特に回答が集まった点も踏まえると(子③)、子どもにとっての理想の仕送りは、野菜などがたっぷり入っているなど栄養がたっぷりとれて、調理の手間や賞味期限の心配がない食品ということが分かった。

■調査概要
調査時期/2024年2月19日~2024年2月21日(インターネット調査)
調査属性/①現在一人暮らしをしている、日本全国の15歳~39歳の男女(496名)
②現在一人暮らしをしている子どもをもつ、日本全国の40歳~69歳の男女(496名)

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