3月チェーンストア統計|既存店2.2%増/食4.1%増・住0.8%増・衣3.7%増
日本チェーンストア協会(東京都千代田区、尾﨑英雄会長)が2025年3月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。
会員企業47社・9479店の調査。2024年4月に会員企業数が減ったため、店舗数は前年同月より1441店舗減少、対前月では34店舗増加している。1㎡当たり売上高は4万8499円で、前年同月比98.5%。
3月の総販売額は1兆1116億2089万円で、前年同月比は全店で91.0%、既存店では102.2%だった。売上構成比は「食料品」が70.1%、「住関品」が18.4%、「衣料品」が4.7%。
部門別売上高は、「食料品」が7790億2026万円で、既存店104.1%。「住関品」は2040億1333万円で100.8%、「衣料品」は520億6676万円で103.7%。主要の3部門はすべて昨対をクリアした。
一方「サービス」は25億0785万円で88.6%、「その他」は740億1269万円で90.3%だった。
3月度は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向は続いている。しかし農産品の相場高や、店頭価格上昇の影響などもあり、販売額は伸びた。衣料品は気温の上昇とともに春物商品などが動き始め、住関品はまずまずの動きだった。