5月家電チェーン統計|販売額3697億円4.7%増/通信家電が27.9%増
経済産業省が2025年5月の「商業動態統計速報」で「家電大型専門店販売額」を発表した。
商業動態における商業とは小売業と卸売業の総称である。速報は小売業・卸売業を営む企業と事業所・店舗の事業活動に関する動向を把握することを目的に毎月調査される。
5月の家電大型専門店の販売額は3697億円、前年同月比4.7%増加した。店舗数は2655店で0.5%減少した。
商品別にみると、主力の生活家電は1674億円で5.2%増。うち、季節家電は12.8%増、理美容家電3.9%増、調理家電2.2%増、家事家電が1.0%減だった。
オーディオ家電とビジュアル家電がそれぞれ3.3%減だったため、AV家電全体では375億円の3.3%減。
情報家電は707億円で4.2%増。情報家電本体が6.0%増、情報家電周辺機器が2.0%増。
通信家電は368億円の27.9%増。
カメラ類は111億円の17.6%減。
その他は463億円で2.1%増。住宅設備家電が3.5%増、その他が1.8%増。
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