5月ドラッグストア統計|販売額7786億円6.4%増/調剤医薬品が好調
経済産業省が2025年5月の「商業動態統計速報」で「ドラッグストア販売額」を発表した。
商業動態における商業とは小売業と卸売業の総称である。速報は小売業・卸売業を営む企業と事業所・店舗の事業活動に関する動向を把握することを目的に毎月調査される。
5月のドラッグストア販売額は7786億円で、前年同月比は6.4%増加した。店舗数は2万0117店で前年同月より4.1%増加している。
商品別でみると、調剤医薬品が778億円で14.8%増、食品が2690億円で10.4%増、ビューティケア (化粧品・小物)が1036億円で8.6%増、トイレタリーが624億円で8.1%増、健康食品が244億円で6.8%増、OTC医薬品が848億円で1.3%増。
一方、その他が101億円で15.2%減、家庭用品・日用消耗品・ペット用品が1046億円で1.7%減、ヘルスケア用品 (衛生用品)・介護・ベビーが419億円で0.4%減となった。
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