【8月大店立地法新設届出】コメリパワー旭川宮前店など39件

経済産業省が8月の大規模小売店舗立地法に伴う新設届出申請件数を発表した。8月は合計39店舗。各地区の件数は下記のとおり。

北海道1(北海道1)
東北   1(秋田県1)
関東 12(茨城県1 埼玉県3 東京都1 神奈川1 新潟県1 横浜市2 相模原1 浜松市2 )
中部 5(愛知県1 三重県1 石川県2 名古屋市1) 
近畿 9(滋賀県1 兵庫県2 奈良県2 和歌山県4)
中国 4(鳥取県2 岡山県2)
四国 3(香川県1 愛媛県2)
九州 3(福岡県2 宮崎県1)
沖縄 1(沖縄県1)

申請でもっとも多い地域は関東で12店。次いで近畿9店。近畿では和歌山県が4店と一番多い。

詳細は以下のとおりである。
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8月は1万㎡を超える大型店はなく、最大面積は、コメリパワー旭川宮前店(北海道)の9897㎡である。㈱コメリは、新潟市に本社を置くホームセンター。国内最多の店舗数を誇り、9月末現在、パワー43店舗、ホームセンター154店舗、ハード&グリーン972店舗、アテーナ(インテリア・家具)13店舗の合計1182店舗をネットワークする。4月に2店、5月1店、6月3店、そして8月にこの旭川宮前店を申請した。今年度に入ってから7店目となり、出店意欲は旺盛だ。

2番目の大型店は、スーパーホームセンターヤマキシ桑原店(石川県)の7871㎡。そして3番目はカインズ相模原店(関東)の6810㎡となっており、ホームセンターの申請物件が続く。

今回、県別で最多の4店の申請があった和歌山県だが、そのうちの2店は大黒天物産㈱が展開するディスカウント型スーパーマーケット「ラ・ムー」だ。(仮称)ラ・ムー直川店は5087㎡、(仮称)ラ・ムー紀三井寺店は2932㎡である。

8月の申請数は、コスモス薬品(8店舗)をはじめとするドラッグストアが一番多い。そしてホームセンター、スーパーマーケット、家電量販店など。

そんな中、横浜市の(仮称)横浜北幸ビル開発計画が目に留まった。商人舎オフィスのすぐ近くである。ここは以前、高島屋の横浜商品管理センターがあった場所で、解体工事中の前を通るたびに何ができるのだろうかと気になっていた。店舗、事務所、共同住宅及び、一部土地を保有している高島屋のイベントホールも併設される予定だ。2018年2月に完成予定だが、今から楽しみだ。

8月の申請39件のうち、32件は2017年4月に新設される予定だ。来春、全国に新店舗が続々と誕生することになる。

詳細は経済産業省出典の下記エクセル表を参照。

 ⇒大規模小売店舗立地法 (新設)届出の概要【2016年8月末】
 ⇒大規模小売店舗立地法 (新設)の届出件数【2016年8月末】

*上記の経済産業省の表は商人舎magazineのDATABASEにも掲載中。

検索ワード : 経済産業省 大規模小売店舗立地法 8月 コメリ ラ・ムー コスモス薬品 ホームセンター

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