【9月大店立地法新設届出】大和ハウス工業が八王子に2万4010㎡の商業施設申請

経済産業省が9月の大規模小売店舗立地法に伴う新設届出申請件数を発表した。9月は合計43件。各地区の件数は下記のとおり。

北海道1（北海道1）
東北   1（宮城県1）
関東 13（茨城県1　埼玉県1　千葉県2　東京都4　千葉市2　川崎市1　静岡市1　浜松市1）
中部　5（岐阜県2　三重県1　富山県2）　
近畿　6（滋賀県1　大阪府1　兵庫県1　大阪市2　堺市1）
中国　6（鳥取県1　島根県2　山口県3）
四国　3（香川県2　愛媛県1）
九州　8（福岡県1　佐賀県2　長崎県1　大分県1　宮崎県1　鹿児島県1　熊本県1）

9月の申請で多い地域は関東で13件。次いで九州8件と続く。被災地の熊本にもイオンタウン西熊本4314㎡の申請があった。

詳細は以下のとおりである。

9月の申請で最大面積は東京都の（仮称）八王子高尾商業施設計画（王子市東浅川町550-1ほか）。2万4010㎡で2017年6月1日に新設される。建設設置者は大和ハウス工業で地域密着型ショッピングセンターを建設する。大和ハウス工業といえば、住宅のイメージが強いが、1969年から都市開発事業を本格展開している。最近では都市型商業施設「BiVi土山」（兵庫県）、郊外型商業施設「フレスポ大町」（長野県）などを手掛け、商業施設部門でも実績を残す。

続く大型店は、鹿児島県の（仮称）アクロスプラザ与次郎（鹿児島市与次郎一丁目7番30外）の1万0766㎡。飲食店6店を含めた32テナントが入る商業施設だ。建設設置者は大和情報サービス。八王子高尾商業施設計画も大和ハウス工業が手掛けるが、こちらも大和ハウスのグループ会社である。

他にも5000㎡以上が4件。
鳥取県　(仮称)ラ・ムー鳥取東店　6666㎡　恵比寿天。
東京都　府中南口第一地区　6093㎡　府中駅南口第一地区市街地再開発組合。
兵庫県　(仮称)阪急オアシス鴻池店　5769㎡　阪急オアシス。
長崎県　(仮称)イオンタウン長与　5523㎡　イオンタウン。

そして毎月多数申請しているコスモス薬品は、5件だった。

詳細は経済産業省出典の下記エクセル表を参照。

 ⇒大規模小売店舗立地法　（新設）届出の概要【2016年9月末】
 ⇒大規模小売店舗立地法　（新設）の届出件数【2016年9月末】

＊上記の経済産業省の表は商人舎magazineのDATABASEにも掲載中。

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