12月家電チェーン統計|販売額5.3%増/通信家電18%だがカメラ類は▲2%
経済産業省発表の「商業動態統計速報」によれば、12月の家電大型専門店販売額は4748億円で、前年同月に比べて5.3%増加した。
(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)
カテゴリー別に見ると、携帯電話などの「通信家電」が17.6%と二桁増。次に「その他」の7.1%。「その他」には温水洗浄便器、火災警報器、照明器具、電池などが含まれる。続いて「情報家電」6.9%、「生活家電」5.1%。一方、前年に届かなかったのは「カメラ類」▲2.2%、「AV家電」▲1.4%。店舗数は2.3%増加し、2529店舗となった。
主要家電大型専門店で月次報告を公表している3社の12月の結果は以下の通り(%は前年同月比)。ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマなどは公表していない。
(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ 全店売上げ +12.1%
ビックカメラ 全店売上げ +14.4%
(株)エディオン
全店売上げ +4.9%
直営店売上げ +4.8%
(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ +6.7%
*グループ(ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FC)
12月の結果は11月に続き3社とも前年超え。
ビックカメラは2018年8月期の9月からずっとプラスが続いている。9月〜11月の第1四半期業績は「ビックカメラ+コジマ」8.3%、「ビックカメラ」10.7%と堅調に推移。そして12月も二桁増と好調が続いている。
エディオンは、12月で第3四半期を迎えた。5月、6月、9月、10月とマイナス月もあったが、12月の伸び率が高かったことも影響し、結果は全店1.5%、直営店1.4%とプラス。またケーズホールディングスも同様に12月で第3四半期を迎えたが、4.0%増となっている。
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