1月日生協統計|総供給高0.5%増/店舗1.6%増/宅配1.7%増/個配2.6%増

日本生活協同組合連合会が1月度の供給状況を報告した。全国66主要地域を集計した数値だが、大半の生協が20日締めのため12月21日から1月20日の実績となる。

1月の総供給高(売上高)は2226億6700万円。前年比0.5%増。店舗、宅配ともに前年プラスとなった。

部門別の売上高は、店舗が829億9300万円(売上構成比37.3%)で1.6%増。宅配は1342億3500万円(60.3%)で1.7%増。34カ月プラスを続けている。また宅配のうち個配は929億3500万円(41.7%)の2.6%増。利用人数は安定して伸びている。

「その他」は54億3700万円(2.4%)の5.2%増。これは、店舗、宅配どちらにも分類できない灯油・葬祭などを指す。

店舗、宅配ともに前年プラス。そして宅配のうち4割を占める個配の伸び率が高かった。

日本生活協同組合連合会の伊藤治郎本部長の分析。

「1月の売上高は店舗、宅配ともにプラスとなり、客単価も前年越え。しかし客数は前年を下回った。商品では農産は相場高の影響でプラス。畜産も好調で、水産も持ち直してきた。」

「2月度の宅配は、注文は好調だが雪の影響が出てきている。雪が降ると宅配の注文は増える。しかし1月22日の雪では首都圏中心に商品を届けられない事態が起きた。それにより返金処理をしている。また北陸などは落ち着いてはきたものの、配達に行けない地域もあり現在調査中だ。この詳細は来月報告する」。

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