ゲオnews|セカンドストリート広島本通2号店11/21開設・リユース市場伸長
(株)ゲオホールディングス(名古屋市中区、遠藤結蔵社長)のグループ会社(株)セカンドストリート(一戸綱樹社長)は11月21日(金)、「セカンドストリート広島本通2号店」をオープンした。中国地方で、エリアの特性に合わせたコンセプトショップを出店するのは初となる。

セカンドストリート広島本通2号店はラグジュアリー、デザイナーズ、ストリートなどのブランドを中心に、現行品から、過去のコレクションで発表した特定のアイテム「アーカイブピース」まで、国内外でトレンドになっているアイテムを取り揃える。たとえば「COMME des GARÇONS」「Yohji Yamamoto」「ISSEY MIYAKE」「Maison Margiela」など、国内外デザイナーズブランドのアーカイブピースを注目アイテムとしてセレクトする。
ショップのコンセプトは「RE:DISCOVER」。既存のアイテムだけでなく、新品では手に入らないアーカイブピースにも触れることで、リユースを通じたファッションの魅力を「再発見」してもらう。
1階には、モノトーンを基調としたモダンな什器を用いたビジュアルスペースや、階段下の空間を生かしたボックス型の商品陳列スペースを設置。2階のラグジュアリーコーナーには埋め込み型の什器を配置し、商品がより際立つような陳列ができるよう工夫をこらす。
リユース経済新聞によれば、2024年のリユース市場規模は前年比前年比4.5%増の3兆2628億円となった。

訪日観光客の増加に伴うインバウンド需要が追い風の一方で、フリマアプリ等のCtoC市場が微増に留まったのが影響し成長率は減速したものの、調査対象とした2009年以降15年連続で拡大している。販路別では、店舗販売(BtoC)が好調を継続していて、前年比8.2%増の1兆2380億円に拡大。商材別では、「ブランド品」が前年比15.7%増の4230億円に拡大。「衣料・服飾品」の6392億円と合わせたリユースファッション市場は、初めて1兆円を超えたと推測している。
