良品計画news|「無印良品有楽町」増床リニューアルで初の青果売場導入
(株)良品計画は、2001年に世界旗艦店としてオープンした「無印良品有楽町」の、3層のうちの1階を増床リニューアルして、7月28日(金)にオープンさせる。1階は売場面積を148.31㎡から326.82㎡と約178㎡広げ、無印良品では初めてとなる青果売場と「小屋のあるくらし」を設ける。
青果売場では、野菜や果物、そして野菜によく合う調味料などのグロサリーを展開する。野菜は化学合成農薬や化学肥料を主に使用しない無農薬の有機食品、あるいは減農薬で栽培された商品を生産者・生産団体から直接仕入れて販売する。たとえば、千葉県館山市の安西さんが作った「朝採れとうもろこし」、同県香取市の加瀬さんが作った「生で種まで食べられるピーマン」、同県匝瑳市の大木さんが作った「絶妙な味わいのトマト」など。
旬のものを中心に品揃えし、東京の伝統野菜など珍しい野菜、形やサイズにとらわれない規格外の野菜や果物を揃える。ほかにも野菜を使った菓子など、グロサリーは約300アイテムを提供する。
ほかにも2階のレストラン「Café&Meal MUJI」で製造した焼きたてパンやコーヒー、さらに野菜を使った調理スープを、1階の青果売場で小売りする。実際に農作業を体験したり、生産者から調理法を学ぶ体験イベントも計画している。
同時に導入される「小屋のあるくらし」は、無印良品が都会で生活する人々のくらし方の選択肢の一つとして提案するもの。「無印良品の小屋」は、2017年4月から販売を開始している。2017年7月には無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場に、実際の小屋を4棟設置し、宿泊体験が可能となっている。増床リニューアルオープンにあたり、「無印良品の小屋」を見て触れて体験してもらうために、実物モデルを設置し、インテリアアドバイザーを常駐させる。有楽町の一等地でのモデルハウスとなる。
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