H2Onews|関西エリアの未来予測と課題を考察「ホワイトペーパー」公開
エイチ・ツー・オー リテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長)は(株)シグマクシス(東京都港区、太田寛社長)と共同制作した、ホワイトペーパー「関西の未来と小売りの向き合い方」を11月22日、両社のウェブサイトで公開した。
H2Oサイトのホワイトペーパー https://www.h2o-retailing.co.jp/ja/news/news3826276275037650576/main/0/link/kansai_mirai_kouri.pdf
WHITEペーパーは、国勢調査や全国家計構造調査など、さまざまな統計データをもとに関西エリアの未来を予測分析し、小売業を待ち受ける3つの課題を考察、その対応について提言している。
人口減少や少子高齢化による社会構造の変化、デジタルテクノロジーの進化を背景に、生活者のライフスタイルや価値観は変化しているとH2Oでは捉え、その社会の変化を的確に捉え、顧客と継続的で深い関係を築く独自のビジネスモデル「コミュニケーションリテイラー」の実現を目指している。その一環として、関西エリアの現状分析と未来予測を実施した。
(1) 関西エリアで起きている社会変容と小売業にもたらす3つの課題として、① 経済圏の縮小に伴う売上げの減少、② 生活者の価値観(悩み・課題・ニーズ)変化の捕捉、③ 社会的意義と収益性の両立を提示。
(2) 2府4県198都市の生活者を分類。生活者イメージに着目し、定量的に生活者を「15の都市型」「14の生活者類型」に分類して、関西エリアの今と未来像を予測分析。また、年代別の収入や支出、資産等の変化から生活者の変化を捉え、その傾向を分析している。
(3)小売業がどのように3つの課題に向き合うのか、考えられる方向性やアプローチの仕方を提言している。関西エリアの小売業や流通関係者は参考にしたい。