東芝テックnews|沖縄県小売業6社47店舗で電子レシートのプロジェクト実施

(株)東芝テック(東京都品川区、池田隆之社長)は、(株)リウボウストア、生活協同組合コープおきなわなど沖縄県の小売業6社と、沖縄県全域の47店舗で、「電子レシートによる沖縄主婦の生活利便性向上プロジェクト」を実施する。期間は、9月12日から2019年3月11日までの6カ月。沖縄県内で業種、業態が異なる小売店舗において、販売促進連携による買い回りを実現しようという国内初の取り組みだと言う。

プロジェクトはほかに、ディスカウントストアの(株)ビッグワン、スーパーマーケット(株)丸大、ペットショップのオム・ファム(株)、アイスクリーム専門店のフォーモスト ブルーシール(株)の小売業、またシステム関連では (株)レイメイコンピュータが参加する。

プロジェクトでは、東芝テックの電子レシートシステム「スマートレシート®」を使用する。これをプラットフォームとして、買い回りによる消費者購買行動(消費者属性、商品カテゴリ、購買エリアなど)を分析し、データを参加企業や参加顧客に還元する。

消費者はレシート、クーポン、スタンプカードの一元管理ができ、自動分類によって簡単な家計簿として利用できる。小売業は顧客数・顧客単価の向上や、購買履歴データ活用による販促効果の向上につなげることができる。メーカーは個人を起点とした沖縄地区統一のダイレクトプロモーションが可能になる。

プロジェクトは6カ月の期間中に3万人の消費者参加を目指していく。

関連カテゴリー

システム 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧