ファミマnews|店長業務をサポートする人型AIを5000店舗に導入
(株)ファミリーマート(東京都港区、細見研介社長)は、クーガー(株)(東京都渋谷区、石井敦代表取締役CEO)が開発した人型AIアシスタント(名称:レイチェル/アキラ)を2023年度末までに約5000店舗へ導入する。
店長業務のサポートや各店舗の状況、店長に合わせた最適なデータを提供し、店舗における省力化や、店舗運営力の向上に繋げる。
業務画面イメージ
今回導入する人型AIアシスタントは、クーガーの音声認識技術、ゲームAI技術、膨大なデータを迅速に処理する検索技術などを活用し、店長の特性や性格などに合わせたコミュニケーションを行うことができる。
店舗運営に必要な情報、発注のアドバイス、売場作りのポイントなど、店長が必要とする最適な情報をスピーディに提供し、多岐にわたる店長業務をサポートする。スーパーバイザー(以下、SV)による店舗指導と合わせて、より店舗運営力の向上に繋げるほか、これまでSVが実施していた業務の一部も代替することで、SVの業務効率や生産性の向上にも繋げる。
なお、人型AIアシスタントは、店舗に設置されたタブレット端末で稼働するため、事務所内だけでなく、売場でも活用できる。人型AIアシスタントからの提供データを売場で確認し、商品の品揃えや売場作りに即時反映できる。