トライアルnews|NECと顔認証分野で協業/安全・安心・便利な街目指す
(株)トライアルホールディングス(福岡県福岡市、亀田晃一社長)と日本電気(株)(NEC)は、リテールDXを中核に安全・安心・便利な街づくりを目指し、顔認証の分野で協業する。
協業の第一弾として、トライアルが運営する福岡県宮若市の複数施設で、トライアル、NEC、およびトライアルの取引先企業の約500名を対象に、NECの世界No.1の認証精度(米国国立標準技術研究所(NIST)による顔認証ベンチマークテストでこれまでにNo.1を複数回獲得)を有する顔認証技術を活用した決済と入場管理の実証を、1月末から2月中旬にかけて順次開始する。
顔認証を共通IDとして、様々なサービスをシームレスにつなぐことで、利用者は顔情報を一度登録するだけで複数のサービスで顔認証の利用が可能となる。
トライアルは、独自に開発したIoT技術やAI技術を導入し、データの利活用をもとに新しい購買体験を提供したり、効率的な運営を可能にする店舗形態「スマートストア」の展開を全国で進めている。
またNECは、生体認証を活用した共通のIDで、複数の場所やサービスで一貫した体験を提供する「NEC I:Delight」というブランドのもと、様々な領域の顧客やパートナーとの共創活動を通じて安全・安心で豊かな社会の実現を目指している。