ローソンnews｜銀行ATMの新型機を導入/7月からの新券に対応

(株)ローソン（東京都品川区、竹増貞信社長）と連結子会社である(株)ローソン銀行は、1月22日(月)から一部店舗でローソン銀行ATMの新型機の導入を開始。1月26日時点で計5店舗で現行機との入れ替えを実施した。

2018年9月のローソン銀行開業以来、ローソン銀行がATMの新型機を開発・導入するのは今回が初。新型機は2024年7月から流通予定の新券にも対応している。試行期間を経て、全国のローソン店舗で順次導入を進めていく。

新型機の開発では、顧客のニーズを踏まえ「やりたいことが、素早く簡単に」「誰もが便利に利用できる」「安心して取引ができる」「ATMに愛着が湧く」の4つの価値体験が提供できることを目指した。

新型機では「やりたいことが、素早く簡単に｣を実現する機能として、NFC(近距離無線通信技術)を搭載し、QRコード・バーコード決済などのコード決済アプリや非接触カードへの現金でのチャージを可能にすることで、キャッシュレス決済が増加するチャージニーズに対応する。

「誰もが便利に利用できる」では、ユニバーサルデザイン視点を踏まえた筐体デザインで、新型機はNPO法人カラーユニバーサルデザイン機構によるカラーユニバーサルデザイン認証（CUD認証）を取得している。車いす利用の顧客にもアクセスしやすい筐体の形状とタッチパネルのレイアウトも利用しやすい操作エリアとした。

「安心して取引ができる」機能としては、画面位置とシェード形状の工夫、テンキー・紙幣口を手元に集約することで周辺から見えにくくした。また、シンプルでローソン店舗と親和性の高いデザインで「ATMに愛着」をもっていただけるデザインを目指した。

新型機では、現行機で提供している機能・サービスはすべて提供する。また新機能・新サービスの展開を実現できる拡張性を持っている。