ターゲットnews|第2Qは増収増益/既存店6.5%増は過去13年で最高

ターゲットが第2四半期の決算を発表した。

売上高は178億ドル(1ドル100円換算で1兆7800億円)で、前年度比6.9%の増加と健闘。既存店売上高は6.5%増加、これは過去13年で最高の伸び率だ。既存店客数が6.4%増加して、売上高に貢献した。オンライン販売は41%の増加。粗利益率は0.1%減少して30.3%、販管費率は0.1%増加して21.7%だった。
純利益は19.1%増加して7億9900万ドル(799億円)。

7月の特別セールは、予測を上回る売上げとなった。今期までに169店舗の改装を終えた。今年度中に300店舗以上の改装を計画している。小型フォーマット店舗は、今年度12店舗を開店し、高い業績を上げている。傘下の配達会社であるシップトは、160市場で運営しており、1100店舗の配達を担っている。

この1年で会員数は3倍となり、注文数、売上げおよび販売量は2~3倍となった。オンライン販売の店舗ピックアップとなるドライブ・アップ・サービスは、50店舗から800店舗に拡大した。さらに今年のホリデー商戦までには1000店舗ほどにする予定である。

ブライアン・コーネルCEOのコメント。
「2017年の初めに明確な戦略を立案し、今年は実行のペースを加速している。 2019年を見据えて、効率性とコスト削減、ゲストエクスペリエンスの強化、ポジショニングの強化を図っていく。」

米国小売業の第2四半期は、一部を除いて好調だが、中国からの輸入に対する関税が今後の業績に影を落としそうだ。

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