ベストバイnews|第2Q増収増益/既存店売上高6.2%増/eコマース10.1%増
米国家電チェーン最大で、全米チェーンストアランキング13位のベストバイが、8月4日で終わった第2四半期の決算を発表した。
売上高は93億7900万ドル(1ドル100円換算で9379億円)で、前年同期比4.9%増。営業利益は3億3500万ドルで、3.6%増。純利益は2億4400万ドルで、16.7%増と好調を堅持した。
売上対比の営業利益率は3.6%で、前年同期と同率。
既存店売上高は、米国内で6.0%、全体では6.2%の増加、オンライン販売も12.1億ドルで10.1%増加した。
同社CEOヒューベア・ジョリーは、好業績の要因として「ベストバイ・2020」戦略の成功を挙げている。
「ベストバイ・2020」戦略はおもに4つの政策がある。第1はテク・サポートや家庭訪問などのサービス強化、第2はスマートフォンやコネクテッド・ホーム商品の拡充、第3は革新的なブランドとのパートナーシップ提携、第4は店舗とオンライン販売の統合を図る。ウォルマートやコストコにできないことをやり、そのうえでアマゾンへの対抗策を講じて、増収増益を果たした。