ホームデポnews|第2Q売上高過去最高記録3兆円/純利益31%増

全米最大・世界最大のホームセンターで、全米チェーンストアランキング5位のホームデポが、7月30日で終わった第2四半期の決算を発表した。

売上高は304億6300万ドル(1ドル100円換算で3兆0463億円)で、8.4%の増加と好調だ。既存店売上高も8.0%増加した。営業利益は49億0100万ドルで9.8%の増加、純利益は35億0600万ドルで31.2%の伸長だった。

同社CEOのクレイグ・メニアは、「記録的な第2四半期の業績を喜んでいる。季節ビジネスが、第1四半期から回復しただけでなく、全体的に予測を上回った。」と述べている。

傘下3つの部門、19のリージョン、そして40のトップ市場すべてで、既存店売上高が増加した。国外ではカナダとメキシコも現地通貨ベースで売上げを伸ばした。DIYと業務用の両方で売上げが伸びたが、特に業務用の売上げの増加率はDIYを上回った。

デジタル・ビジネスに関しては、ネット注文から最短即日発送が可能となるフルフィルメント・センターを1カ所稼働させている。今年後半にも新たに稼働させる予定だ。近年は、新規店舗出店を控えてオンライン販売強化に力を入れている。

また、店内のサインと内装のリニューアルを500店舗で終了しており、ファサードと、オンライン販売の店舗でのピックアップ場所の改装も進めている。

7月30日時点で、米国で2286店舗、カナダ、メキシコで10店舗を展開している。

米国の好調な景気とリフォームの需要増加を見越して、2018年度全体では、既存店売上高で7%の増加を予測し、1株当たりの利益を9ドル42セントへと上方修正した。

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