H-E-Bnews|オースティンに超ハイテク施設併設のデジタル革新ラボを創設

H-E-B Groceryは5日、テキサス州オースティン市東部にある2200坪のビルを長期リース契約したと発表した。同社はこのビルを世界規模のハイテク施設を備えたデジタル・イノベーション・ラボとして使用する計画だ。

同社はテキサス州サンアントニオ市に本部を置くローカルスーパーマーケット企業である。同州とメキシコに「H-E-B」「H-E-Bプラス」「セントラルマーケット」の主力3フォーマットを約350店舗展開する。

このオフィスビルはH-E-Bのデジタルチームのワークスペースになると同時に、今年2月に子会社化した「フェイバー・デリバリー(Favor Delivery)」の本社オフィスにもなる。2019年春に入居する予定だ。

フェイバー・デリバリーは、2013年に設立された、オンデマンド買物代行・宅配サービス企業。

テキサス州オースティン市を本拠地に、同州内の約50地域でサービスを提供している。買収後の今年5月には、H-E-Bが新設した最高デジタル責任者(Chief Digital Officer)の役職にフェイバー・デリバリーのジャグ・バス社長兼CEOが就任している。

H-E-Bは、デジタルチームとフェイバー・デリバリーの本社を同じビル内に置くことで、H-E-Bの全チャネルサービス構築への取り組み強化と、両社の協力促進を図る目論見だ。

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