ウォルマートnews|オンライン注文した食料品引取りに新型キオスク導入

ウォルマート(Walmart)は、オンラインで注文した食料品を引き取るための無人キオスクを昨年から試験的に導入しているが、これをさらに進化させた第二世代のキオスクをテキサス州シャーマン市のスーパーセンターに導入した。

お客がオンラインで食料品を注文すると、従業員がそれをピックアップして容器に入れ、キオスクで保管する。キオスクには冷蔵庫・冷凍庫が完備されていて、生鮮食料品や冷凍食品も保管できる。

お客は自分が指定した時間に、店舗の駐車場にあるキオスクに行き、あらかじめ電子メールで送られてくる注文コードを入力するだけでいい。注文した商品は数十秒で出てくる。

同社はこれと同様のキオスクを昨年からオクラホマ州で試験的に導入しているが、これまでは同時に2人分しか扱えなかったが、今回は5人分まで扱える。

このキオスクは24時間営業で、1日に数百名の注文を処理できる。このサービスの利用は無料だが、1回に30ドル以上注文する必要がある。

同社の広報担当者は、「ピックアップに要する時間は1分以内で済みます。店舗に入る必要もなく、昼夜を問わず、いつでもピックアップが出来るのです」と述べている。

同社は、オンラインで注文した非食品に関しては、「ピックアップ・タワー」と呼ばれる設備をすでに店舗内に導入しているが、今年末までにさらに700店舗に導入する予定だ。

この新しいテストも、顧客に対して、オンラインと店舗の両方でシームレスな買物経験を提供するための取り組みの一環であると言える。

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