シアーズnews|第2Q売上高前年比25.6%減で純損失5億ドルの赤字幅2倍増

シアーズ・ホールディングスが、8月4日で終わった第2四半期の決算を発表した。

売上高は31億8200万ドル(1ドル100円換算で3182億円)で、前年同期比25.6%の大幅減。既存店売上高も、シアーズで4.0%、Kマートで3.7%それぞれ減少、全体では3.9%減少した。営業損失は2億0200万ドル(202億円)だった。純損失は5億0800万ドル(508億円)で、前年度2億5000万ドル(250億円)の赤字をさらに上回ってしまった。

既存店売上高は減少しているが、アパレル、靴、宝飾などの部門では、Kマートとシアーズの両方のフォーマットで第1四半期と同等の店舗売上高を達成している。

同社のCEOエドワード・ランパートは、「今後も引き続き不採算店舗を閉鎖していく。近い将来、店舗基盤を安定させることができると期待している。オンラインショップや Shop Your Way プラットフォームを活用しながら、店舗基盤を堅固なものにして、収益を上げていくつもりだ」と述べている。

2018年第4四半期に閉鎖する不採算店舗46店をすでに決定している。

辣腕投資家として名高いランパートにしても、衰退しきった巨大小売企業の再生は困難を極めている。いつ、どこに、売却するのか。それとも連邦破産法11章をいつ適用申請するのか。関心はそこにある。

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