ダラーツリーnews|第3Q売上高4.2%増/既存店43四半期連続増収

米国のダラーストアチェーン「ダラーツリー」が11月3日で終了した第3四半期決算を発表した。

売上高は55億3880万ドル(1ドル100円換算で5539億円)、前年同期比4.2%増。既存店売上高は1.0%増で、これは43四半期連続で伸長している。

営業利益は3億8780万ドル(388億円)の8.8%減だが、純利益は17.5%増の2億8180万ドル(282億円)と好調だ。売上対比の営業利益率は7.0%。前年同期の8.0%から1ポイント下がった。

既存店の売上高は、ダラーツリーで2.3%増加、ファミリーダラーで0.4%減少した。

それでも「国内物流に関して継続的なコスト圧力があったし、店舗人員への賃金投資をしたため、経費が上がったにもかかわらず、当社は期待値の範囲内の収益を達成した」とGary Philbin社長兼最高経営責任者(CEO)は述べている。

今期は127店舗を新規開店し、14店舗を増床リニューアル、18店舗を閉店した。また、30店舗のファミリーダラーを、ダラーツリーのバナーに変更した。ファミリーダラーの店舗サポートセンターをチェサピークキャンパスに統合することで、コラボレーション、コミュニケーション、チームワークによるサポート体制を強化している。

また同社では、6月からホールマークと提携してグリーティング・カードの販売を開始した。さらに、スナック・ゾーン併設店舗は300店舗増えて、全体で800店舗にまで拡大している。

オンライン販売のダラーツリー・コムも売上げは好調で、現在ホールマークの商品も加えてマーケティング・キャンペーンを展開している。

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