ウォルマートnews|有給休暇導入/皆勤社員にボーナス25%上乗せ

ウォルマートは、2月1日、同社の就労規則を改善して、皆勤の社員にはボーナスを支給すること、必要なときに有給休暇を取れるようにすることを発表した。

これらの変更は社員からのフィードバックをもとに、働きやすい環境をつくることでより良い顧客サービスにつなげていくという目的で取り入れられた。

新しい規則では、店舗業績で支払われる四半期ごとのボーナスを、皆勤社員には25%増額する。現在30万人以上の社員が皆勤記録を持っていると、アソシエイトエクスペリエンス担当副社長のドゥルー・ホーラー(Drew Holler)は述べている。

また、有給休暇に関しては、「保護PTO(Paid Time Off:有給休暇)プログラム」を取り入れる。時給の社員は、もし予期しない出来事が起きて仕事を休まなければならないような場合、この制度によって有給休暇が保障されることになる。

この有給休暇は社員の出社記録には影響せず、年間最大48時間が与えられる。

ウォルマートは、昨年「マイ・ウォルマート・スケジュール」というプログラムを導入している。この制度では、勤務シフトを社員の間で交換することが認められている。

「マイ・ウォルマート・スケジュール」は、アプリを使って従業員がスケジュールを閲覧したり、他の従業員とシフトを交換したり、未入力のシフトを拾ったりすることができる。これにより、従業員はこれまで以上に時間を管理でき、計画が変わったときにすばやく調整することもできる。

新しいプログラムは、全米の店舗と配送センターなどで、2月2日から導入される。「この新しい規則は、小売業界の牽引役になるだろう」と、ホーラーは自賛している。

ウォルマートの社員に対する投資は続いている。

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