アマゾンnews|「アマゾン ハブ カウンター」をGNCなど新たに3社に設置

アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、ジェフ・ベゾスCEO)は、10月23日、オンラインで注文した商品を店舗で受け取ることができるサービスをGNC(General Nutrition Centers)、ヘルスマート(Health Mart)、ステージストア(Stage Stores)などの小売業者にも拡大すると発表した。

提携した小売業者は「アマゾン ハブ カウンター」と呼ばれるカウンターを店舗内に設置し、そこで顧客に商品を手渡す。このサービスは無料で、だれでも利用できる。受け取りを急ぐ場合には即日、翌日、2日間などの選択肢があるが、追加料金はかからない。


〈アマゾン ハブ カウンター(ビジネスワイヤ提供)〉

顧客はまず、商品を注文するとき、地域のジップコード (郵便番号) で配達場所を選ぶ。荷物が店舗に到着すると、電子メールでバーコードが送られてくる。指定された店舗に営業時間内に出向き、カウンターに常駐する社員にバーコードを見せれば荷物を渡してくれる。ただし、商品は、注文後14日以内に引き取らなければならない。

アマゾンは、ハブ カウンターとは別に、900以上の都市の提携した店舗にロッカーを設置しているが、その数は数千にも及ぶ。今回の3社との提携によって、ピックアップの拠点がさらに充実されることになる。

アマゾンは6月にドラッグストアチェーンのライトエイドの店舗でこのサービスを開始したが、すでに何万人もの顧客が利用している。アマゾン ハブのワールドワイド ディレクターであるパトリック・スープンク(Patrick Supanc)は、「このサービスに対するお客様やパートナーの店舗の反響はとても大きかったです。お客様には速くて便利な荷物の受け取りを、パートナーには客足の確保を約束してくれます」と述べている。

GNCはビタミンやサプリを中心に扱っていて、ライトエイド内のショップを含め6000店以上の店舗を展開する。ヘルスマートは、薬剤卸のマッケソン社が展開する独立系の薬局のボランタリー・チェーンで、全米に5000店舗以上の店舗網を敷いている。ステージストアは、ブランドアパレル、アクセサリー、化粧品などの小売りに特化したデパート。「ゴードマンズ・オフ・プライス・ストア(Gordmans off-price stores)」「ビールズ(Bealls)」など6つのバナーで42州に625の店舗を展開する。

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