米国オンライン販売news|食料品のオンライン販売でウォルマートが1位

米国のリテイル・フィードバック・グループ(Retail Feedback Group)が行った調査によると、食料品のオンライン販売で最も利用されたのはウォルマートで、回答者の37%を占めた。昨年は32%だったから、5%の増加だ。

一方、2位のアマゾンは29%で、昨年の31%から2ポイント下がった。

3位はその他のスーパーマーケット/食品店で22%。昨年とほぼ同じだった。

このオンライン注文の47%は店舗ピックアップによるもので、このピックアップ比率も昨年の43%から4ポイント増えた。

この調査は、過去30日以内にオンラインで食料品を注文したことがある買物客1000人を対象に行われた。半数以上の回答者が過去12カ月以内にオンラインで注文したことがあると答えている。20%の回答者はオンラインだけで、32%はオンラインと実店舗の両方で、48%はほとんど実店舗で買物をするが、たまにオンラインで購入すると答えている。

顧客満足度に目を向けると、5点満点でアマゾンが4.6(昨年は4.7)でトップ、ウォルマートが4.45(昨年は4.54)、スーパーマーケット/食品店が4.43(4.36)と続く。

オンライン注文の残りの53%は配達利用者で、そのうちの4分の1をインスタカートによる配達が占めている。インスタカートの満足度は4.58でわずかにアマゾンに及ばなかったものの、ウォルマートやスーパーマーケット/食品店を上回った。

この調査では、食料品のオンラインショッピングの世代間の違いも明らかになった。ベビーブーマー(1947年~1949年)の満足度が4.56で一番高く、ジェネレーションX(1960年代~1980年代)が4.48、ミレニアル(1980年代~2000年代初頭)が4.45だった。

昨年の調査では、生鮮食品のオンライン購入の増加が見られたが、今年もその傾向は続いている。回答者の41%が青果物を、36%が肉製品を、35%がベーカリーを、32%がデリ・ミート&チーズ製品を、26%が調理済み食品&ミール製品を、14%がシーフードを購入したと答えている。

さらに、オンライン注文中の衝動的な追加注文については39%の回答者が「経験がある」と回答している。62%が「セール中または良い値段だと気づいたから」、34%が「新商品または興味深い商品だと気づいたから」、31%が「注文中に必要だと思い出したから」、18%が「新鮮な商品または旬の商品だと気づいたから」、17%が「サイトやアプリの推薦品だから」をその理由として挙げている(複数回答可)。

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