アマゾンnews|クリスマス商戦対策として商品の返品手続きを簡便化

アマゾン・コム (ワシントン州シアトル市、ジェフ・ベゾスCEO)は、12月18日、クリスマスに向けて、贈り物用などの商品の購入と返品がさらに簡単にできるようにすると発表した。

サプライチェーンの発展に伴って、同社は高速で、最も便利な場所への配送と返品を可能にしている。これまでは、無料返品の対象となるのは衣類、靴、寝具だけで、それも1回限りだった。

今後は、返品の理由に関係なく、衣類、靴、寝具に加えて、電子機器、家庭用品、ペット用品、キッチン用品など、対象となる商品は数百万点に増え、しかも手数料はかからない。

無料の返却拠点は、アマゾン・ブックストア、アマゾン・4-Starストア、ホールフーズマーケット、コールズなどの店舗のほか、アマゾン・ハブのある店舗、UPS (ユナイテッド・パーセル・サービス:United Parcel Service, Inc.)などを含む1万8000カ所以上に上る。

返品の手続きは簡単だ。アマゾン・コムまたはアマゾンアプリの「注文」ページから返品するアイテムと返品の理由を選択する。すると、顧客の住所から5マイル以内にある返品拠点が表示される。そのうち、無料返品拠点は最低一カ所あるので、そこで返品手続きをする。

顧客は、返品手続きをした後に受け取ったQRコードを従業員に見せて、返品する商品を渡す。返金処理は通常2時間以内に行われる。

これらの返品拠点で返品すると、個々の商品を梱包する必要がないため、梱包材や配送トラックの利用が削減され、環境保護にも寄与する。アマゾンは、2030年までに100%再生可能なエネルギー利用を、2040年までに二酸化炭素排出ゼロを目指している。

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