クローガーnews｜メリーランドに3カ所目のフルフィルメントセンター建設

米国最大のスーパーマーケット企業であるクローガー(オハイオ州シンシナティ、ロドニー・マクマレンCEO)は、新たなカスタマー・フルフィルメント・センター(CFC)をメリーランド州フレデリックに建設することを発表した。オハイオ州モンロー、フロリダ州グローブランドに続いて、3カ所目のCFCとなる。

同社はECノウハウをもつイギリスのネットスーパー企業、Ocado Solutions（ロンドン、ルーク・ジェンセンCEO）と提携し、新しい顧客フルフィルメントセンターを建設する。オカドの高度なデジタルおよびロボット技術を備えた施設によって、最高の鮮度、精度、サービスを兼ね備えた生鮮食品を含む商品の配送が可能となる。

35万平方フィート(約9853坪)の施設では400人の雇用を計画しているが、配送地域の拡大に伴い、最大100人の雇用が追加される。配送地域はワシントンD.C.、メリーランド州ボルチモア、ペンシルベニア州フィラデルフィアなどの大都市を含む複数エリアが対象となる。なお、同施設の稼働開始時期は着工から24か月後とされている。