アマゾンnews|ロス郊外に開業間近のスーパーマーケットの内部公開

アマゾン・コム (ワシントン州シアトル市、ジェフ・ベゾスCEO)は、ロサンゼルス市郊外のウッドランド・ヒルズ地区に近々スーパーマーケットをオープンする。ニュースサイトのブルームバーグは2月13日、そのスーパーマーケットの内部画像を公開した。

この店舗はトイザらスの跡地への出店で、店舗面積は約3万5000平方フィート(984坪)。アマゾン傘下のホールフーズ・マーケットが扱わないコカ・コーラ、スマッカーズのいちごジャムやピーナツバター、タイド(Tide)の洗剤などを揃えた通常のスーパーマーケットとなる。

店舗奥の片側に食肉とシーフードのカウンターがあり、反対側の「フレッシュ・キッチン(Fresh Kitchen)」のコーナーでは調理済み食品やデリカテッセンなどを扱うようだ。


〈フレッシュ・キッチンコーナー〉

グロサリーの棚では、商品価格がデジタル表示される電子棚札を使用する。また、入口の近くには、オレンジ色のアマゾンのスマイルロゴが掲げられたピックアップ・カウンターがある。アマゾンのサイトで購入した商品の返品の受け付けも行われるのだろう。


〈入口付近にピックアップ・カウンターのロゴが見える〉

アマゾンは、この店舗にレジなしコンビニエンスストアの「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」の「ジャスト・ウォークアウト(Just Walk Out)」システムは導入しないと述べていて、通常のレジが使われるとみられる。

ニューヨーク・タイムズは、アマゾンはこの店舗でミックス・フォーマットを実証するのではないかと報じている。これは、店舗内に陳列されていない生鮮食品以外の商品をアプリで注文し、チェックアウト時にその商品を受け取るというシステムである。アマゾンはこの報道に関してコメントはしていない。

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