米国消費者心理news|コロナ第4波で店舗内での買物に消極的

米国ではコロナ感染者数の第4波の峠は超えたようで、CDC(米国疾病予防管理センター)の発表によると10万人当たりの新規感染者数は300人前後を行き来している。しかし消費者の行動に少し変化が生じてきており、店舗内での食事や買物に対して消極的になっている。

調査会社のNumerator(ニューメレイター)によると、消費者の46%はCOVID-19の感染拡大を相当心配しており、7月の調査時点から10%増えている。ワクチン接種済みの消費者の66%はデルタ株による感染を心配しており、62%は家族や友人の感染、48%は自分自身の感染に不安を抱いている。

一方、ワクチン接種をしない消費者の44%はマスク着用再義務付けを、43%は再ロックダウンや規制を、32%は学校に通う生徒への影響を心配している。

店内でマスクを着用しないで買物をすることに不安を感じない消費者は7月時点より15%減少した。コンサートへの参加は13%、友人や家族との集まりは11%、対面授業への出席は11%、レストランでの食事は9%、それぞれ減少している。

また、消費者の53%はマスク着用を好んでおり、そのうちワクチン接種済みの人は63%、そうでない人は25%だった。消費者の46%はマスク着用を求める小売業での買物を好んでおり、43%は室内の公共施設におけるワクチン接種の提示義務を支持している。

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