ダラーツリーnews|通常店に1ドル超の新たな価格ポイント商品を追加
ダラーツリー(バージニア州チェサピーク、マイケル・ウィティンスキーCEO)が今後の価格方針の転換を発表した。「1ドル均一ショップ」としてスタートした同社だが、1ドル以上の商品も展開する「Combo(コンボ)ストア」や「Dollar Tree Plus(ダラーツリープラス)ストア」が好調なことから、今後一部の通常店でも新たな価格帯の商品展開をテストする。
ダラーツリーは今期(2022年1月期)中に1ドル、3ドル、5ドルの商品を提供する「ダラーツリープラス」を500店舗開設する計画をすでに発表している。次年度にはさらに1500店舗の追加が計画され、2024年度(2025年1月期)末までには少なくとも5000店舗のダラーツリープラスの店舗展開を見込んでいる。また、2015年に買収した「ファミリーダラー」と「ダラーツリー」の両バナーの強みを活かした最新フォーマットの「コンボストア」でも複数価格で品揃えしていて、成功している。同社は現在コンボストアを105店舗運営しているが、次年度には400店舗追加し、今後数年間で最大3000店の規模に拡大させる予定だ。
ウィティンスキーCEOのコメント。
「お客さまは、より幅広い品揃えを望んでいます。1ドルを超えるダラーツリー製品の追加価格をテストすることで、今後新製品を導入し、品揃えを拡大し、より多くのお客さまの日常のニーズを満たすことができると確信しています。私たちダラーツリーは『テスト&ラーン(試して、学ぶ)』する組織です。この新しいイニシアチブでもテスト&ラーンをします。私たちはサプライヤーと協力して極限の価値を創造することにおいて、業界最高の企業の1つです。ダラーツリーはお客さまに『スリルのある狩り』という買物体験を提供し続けます。『ダラーツリー』ブランドとして約束は、お客さまがダラーツリーで費やした金額に大きな価値をもたらすことです。価格ポイントが1ドルや、1.25ドル、1.50ドルになろうと、私たちはその約束を引き続き厳しく守っていきます」