ウォルマートnews|AIとの対話型オーダー「Text to Shop」をテスト

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)が、店舗にメッセージを送信するだけで商品を注文できる「Text to Shop(テキスト・トゥ・ショップ)」という新サービスのベータテストを開始した。

ウォルマートのアカウントを保有している顧客は同サービスに登録すると、スマートフォンのメッセージ機能でウォルマートのAIと会話をしながらオーダーすることができる。欲しい商品を打ち込むまたは音声入力すると、顧客の購入履歴などから最も関連性のあるアイテムを提案してくれる。それをカートに追加し、注文を確定させることで、顧客が設定している「マイストア」から配送またはピックアップすることができる。

同サービスはウォルマートのデジタル事業を進める「Store No.8」のインキュベーション(育成)部門が開発に携わっている。同部門の会話型コマース担当副社長であるドミニク・エッシグ氏は、「Store No.8とウォルマートのグローバルテックチームは、顧客がいつどのように会話での買物体験を希望するのかを学習しています。将来的にこれを幅広く利用できるようにすることが楽しみです」と語っている。

なお10月18日現在、アンドロイドのスマホ端末にのみ対応しており、iPhoneなどのアップル端末は近日中にアップデートされる模様だ。

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