ダラーツリーnews|第3Q売上高64億ドル3.9%増/既存店1.6%増
ダラーストア2位のダラーツリー(バージニア州チェサピーク、マイケル・ウィティンスキーCEO)が10月30日で終了した2022年1月期の第3四半期決算を発表した。
第3四半期売上高は64億1540万ドル(1ドル100円換算で6415億円)で前年同期比3.9%増、その他収入を含めた営業収益は64億1770万ドル(6418億円)で同じく3.9%増。営業利益は3億1050万ドル(310億円)で33.3%減、純利益は2億1680万ドル(217億円)で34.3%減の増収減益となった。
既存店売上高は1.6%増加した。バナー別では、ダラーツリーが0.6%増、ファミリーダラーは2.7%増と好調に推移した。
同社は第3四半期中に125店舗の新店と、34店舗を改装および移転オープンし、23店舗を閉店した。これに加え、450店舗を「ファミリーダラーH2」や「コンボストア」フォーマットに転換。期末時点で、全米48州とカナダ5州に1万5966店舗を展開している。
ウィティンスキーCEOのコメント。
「インフレ環境において顧客はこれまで以上に価値に焦点を合わせていることから、第3四半期は非常に好調でした。ダラーツリーの価格設定テストは、新しい価格帯が幅広い消費者に受け入れられ、新商品や高付加価値商品が好意的に受け止められています。現在、全国すべてのダラーツリーストアで1.25ドルの価格帯の展開を開始しました。また、ダラーツリープラス、コンボストア、H2フォーマットなど、戦略的イニシアチブの拡大は順調に進み、計画を上回っています」